2012年にディープラーニングが開発されてから、世の中に急速に浸透しつつある人工知能(AI)ですが、特許を取得するなら、早いタイミングがベストです。

以下の図1は、既存技術のパテントマップ(特許の権利範囲を地図で表した図)です。例えば、DVD等の既存技術では、動作原理や規格等の基本特許が出願され、その後に、応用特許が出願されます。なお、特許の権利範囲同士(図1の丸同士)は重複することができないので(重複すると登録されないので)、出願件数が多くなる程、登録が難しくなってきます。

以下の図2は、人工知能のパテントマップを示しています。人工知能の場合には、最近になって、実用化の研究が急速に始まった状況なので、基礎的な特許は出願されていますが、応用特許については、あまり出願されていない状況です。

このため、早めに出願した方が、広い権利範囲の特許を容易に取得する可能性が高いと言えます。

ちなみに、基礎分野については、人工知能についての基礎知識が必要ですが、応用分野については、人工知能部分はブラックボックスでも構わないと思います(もちろん、内容にもよりますが・・・)。例えば、インターネットを利用した発明(例えば、インターネットを用いたビジネスモデルの発明)の場合には、インターネット自体のプロトコルは熟知していなくても、応用発明については特許を取得することができることと同じです。

また、人工知能によって世の中が大きく変化しますので、変化後に必要になる物やサービスについて考えてみることもよいかも知れません。例えば、自動運転車が発達すると、車を運転する必要がなくなりますので、搭乗者は暇になります。このため、暇をつぶす物が必要になります。また、車を所有する必要もなくなるので、必要なときに車を呼び出す仕組み(例えば、Uber) も必要になります。想像力をたくましくすると、いろいろな発明を案出できることにお気づきでしょうか?

 

なお、テクノフォート国際特許事務所では、人工知能に関する特許の無料相談を以下のウェブサイトで行っておりますので、必要であればご連絡下さい。

http://www.tmjp.biz/l/ail1/